きりきりだらだら

思ったこと、もろもろ。富山では馬鹿者をだらという。

猿の惑星ジェネシスを観た

ちょうど109シネマズのポイントが貯まったタイミングでの公開日、観てきました。

猿の惑星は子供の頃からの思い出もあってか、何かと惹かれる映画です。チャールストン・ヘーストン主演の同シリーズが子供の頃よくテレビで放送されていました。

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当時革新的なメークアップ技術や、思いっきり影響を受けてた日本の子供向けのSFドラマ「猿の軍団」もあって、周りではよく話題にもなっていました。

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またTV版としてドラマも放映されていて、コレもよく観ていました。主人公の人間を宍戸錠さん、チンパンジーを植木等さんが吹替えていたように覚えています。


 
そして今作のジェネシスですが、今までの作品とは少し違った切り口で作られていて、全体的にちょっと怖い感じを受けました。主人公が育てたシーザーをリーダーとして、猿たちが徒党を組んで襲撃したりする様は、内容は全く違いますが、ネズミたちが人を襲う映画「ウィラード」を何処と無く思い出します。

この映画もリメイクされましたが、オリジナル版をまた観てみたいです。続編はネズミのリーダーの名前ベンをタイトルに、主題歌をマイケル・ジャクソンが歌ってヒットしていました。これもまた観てみたいところです。当時は夏休みなどにアメーバーシリーズなどとよくテレビ放送されていたのですが、今ではなかなか放送されないようです。もしかしたらケーブルTVではやってたりするのでしょうか。

・・・ジェネシスに話を戻せば、VFXは見事すぎて敢えてシーザーを人間ぽく、CGらしさを残したように感じます。猿らしい俊敏な動きをしているシーンはCGとは思えませんし、シーザー以外の猿は本物なんじゃないかと錯覚してしまいます。カメラのアングルや動きなどでCGと気づいてホッとするくらいです。そのせいもあってか、妙に胸騒ぎのするような少し怖い雰囲気がラストまで続きました。
VFXはWETA。思えばこの映画のオープニングはアバターのそれを意図的に思い出させていたように思います。