アバター以来もう何度も足を運んでいる109では、7日の今日現在カールじいさんの空飛ぶ家が最後の上映ということで、慌てて予約。無事この作品をアカデミー賞発表前に観ることができました。
映画館によってはまだやってる所もあるでしょうし、アカデミー賞受賞の場合また上映される可能性もあるので、最後のチャンスというわけではなかったのですが。
本当に面白かったです。奥さんに先立たれた爺さんのしみったれた話と思いきや、アバターに匹敵するくらいの冒険活劇でした。
もう何年もピクサーの作品は観ていませんした。ファインディング・ニモまではDVDを買っていたのですが、自分にはどうも話が甘ったるく感じてきて、ちょっとした嫌悪感を感じていました。CG技術など見ておく必要はあったのですが・・・
この作品に関しては、メディアに流れていた上映セレモニーでカールじいさんのイデタチで登場した、楽天の野村元監督をみて気になっていたのが正直なところです。
ストーリーも面白かったのですが、やはり技術的なところが凄かったです。アバターのCG技術も凄いものがありましたが、ピクサーも流石でした。
特に逆光で人を見た時に鼻や耳が透けて見えるといった、サブサーフェススキャッタリングと呼ばれる技術が非常に効果的で、そういう事に興味が無い人が見ると、精巧な人形劇と勘違いしてしまうんじゃないかと思いました。昔の作品のようなCGクサさが減り、昔ながらの人形劇として見入ってしまう作品でした。
「カールじいさん」の前に、「晴れ ときどき くもり」という短編映画も上映されましたが、これもなかなかの作品で、特に今の自分が携わっているプロジェクトのヒントになる部分が沢山あって「これは関係者に観てもらいたかったなあ、もう少し早く観ておくべきだった」と思いました。
せっかく映画観たことだしと思い、多分自分はできそうにないのですがWii版のゲームを予約しました。これなら甥っ子が遊んでくれそうです。
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