もう何度も観ているはずなのに、月に向かう宇宙船内で博士が朝食を摂るあたりでいつも眠ってしまっていました。大抵同じ場面です。今回観る前に十分に睡眠をとってチャレンジしました。
つまらないから寝てしまう映画もあるでしょうが、この作品の場合は安心感からくるものだと思います。子供の頃トムとジェリーを観ながら寝てしまうのと同じかもしれません。
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今回は最後までしっかり観ました。また近いうちに観たいとも思います。
この映画の有名なシーンは幾つかあると思いますが、やはり猿が投げ上げる骨のシーンでしょうか。骨のシーンは、うっかりすると進化の象徴として宇宙船と見てしまいがちな、実は武器である軍事衛星につながると、町山智浩氏が本で解説しています。
映画の見方がわかる本―『2001年宇宙の旅』から『未知との遭遇』まで (映画秘宝COLLECTION)
- 作者: 町山智浩
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そういえば、2001年宇宙の旅での博士の朝食シーンの前に、船内のテレビには何故か柔道の試合の映像が流れていましたが、どうして柔道なのかも不思議で実は意味があったりするのかもしれないのか・・・などとそのあたりも書かれてたらいいのにと期待してしまいます。
2001年宇宙の旅だけでなく、地獄の黙示録やタクシードライバーに関する情報も興味深い切り口で解説されています。
「はじめに」を少し読んでみると、ラジオでの話し方からは想像付かないくらい、優しく丁寧な解説だったので、最後まで読んでみようと思いました。
自分が観ていない作品もありますが、この本を読んでから観てもいいのではないかというのが、途中まで読んだ印象です。