きりきりだらだら

思ったこと、もろもろ。富山では馬鹿者をだらという。

アップル40周年記念パーカーとUSBマイク、そして・・・

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今日はBEATLES STORE JAPANから予約していた、アップル40周年記念パーカーが夕方届く事になっていました。
BEATLES STORE JAPAN/ストア・セレクション:アップル・パーカー
税込12,600円と結構いい値段です。パーカーの背中にリンゴとAppleの文字の刺繍があります。プリントではありません。また、このリンゴはかじられていません。アップルコンピュータのアップルでなく、アップルレコードのアップルだからです。

先日macファンが、いよいよiTunes Storeビートルズの曲が販売されるのではないかと騒いでいましたが、当分なさそうです。
The Beatles : ダーニ・ハリソン、ザ・ビートルズ専用のダウンロードサイトを計画 / BARKS ニュース
少なくとも曲のバラ売りはないでしょう。

パーカーより一足早く、午前中にUSBマイクも届きました。昨日スターウォーズ好きな会社の上司が、私に教えてくれたスターウォーズのゲームと合わせて買ったものです。席が近くなのにメッセンジャーで教えてもらったのですが、
「ニュース記事のURLならともかく、ショップのURLを貼らないでください、ついクリックしちゃうから。」とゲラゲラ笑い合っていました。スターウォーズのゲームに関してはまた別の日に書こうと思います。(まだ起動もしてません・・・)

USBマイクは、9月に入手した音楽ゲームソフトThe Beatles: Rock Bandのために買いました。The Beatles: Rock Bandがゲームソフトなのかはさておき、専用のコントローラーかUSBマイクがないとプレイできない仕様なので、2ヶ月近くこのソフトを眠らせていた事になります。本当はカール・へフナーが欲しかったけど、ちょっと入手できそうにありません。マイクなら寝ながらでも遊べるので良かったと思っています。
The Beatles: Rock Band(輸入版:北米)
プレイした感想ですが、The Beatles: Rock Bandは買いです。ビートルズファンならマストバイです。ビートルマニアが持っていないならその人はビートルマニアではありません。

ゲームなんか大嫌いだし、どうやって手に入れたりすればいいのかわからないという人は、会社の部下かお子さんに聞くといいです。必ず周りにいます。注意点として、このソフトは現在のところ海外版しか発売されていない事と、対応するゲーム機にWiiやPlaystation3XBOX360がありますが、Wii版は日本版本体では動作しません。Playstation3が無難なところでしょうか。ソフトは北米版でOKです。
ビートルマニアかつゲームマニアならXBOX360版(以下360)しかありません。ちょっと手続きが必要ですが、現在 All You Need is Loveをこのソフトで遊べるのは360だけなのです。おそるべしマイクロソフト・・・

待ち焦がれている日本語版の情報がなかなか出てきません。開発はしているようです。JASRAC絡みなのかどうかは知らないのですが、もしかするとオノ・ヨーコさんのチェックが厳しく、翻訳作業に手間取っているのかもしれません。

ソフトを起動するとなかなか見応えのあるムービーが流れます。もしビートルズが、最新のCGを使ってイエローサブマリンを作ったなら、こんな感じになるだろうなあと思いました。

ムービーが終わるとタイトル画面になります。この画面でしばらく放置すると、ゲーム中のデモやムービーが繰り返し再生されます。私はマイクが届くまで、ときどきこの状態で眺めていました。

タイトル画面から進めるとメニュー画面になり、ストーリーやトレーニング、各種設定などの項目があります。私はストーリーにいきなり入りましたが、ちょっとしたルールやコツを掴むために一番最初はトレーニングをおすすめします。
北米版は当然英語なので戸惑いますが、ビートルズを聴く人なら大体わかると思います。が、練習項目にビートルマニアというものがあり、これでちょっと詰まってしまいました。どうやら歌の間にマークされた所で、間の手のような感じでイエーイとか言えば何でもよさそうでした。

初期状態でストーリーをスタートすると、キャバンクラブから始まり、シェア・スタジアムなどのツアーを経て、最後はルーフトップ・コンサートで締めくくられ、ビートルズの歴史の要所要所を体験できるようになっています。当時のメンバーの髪型や服装など、わりとうまくモデル化されており、4人ともデフォルメされてはいますが、かなりうまく作られています。左利きのポールやガニ股で歌うジョンはもちろん、ときどき見せる仕草に「ああ、そういえばジョージはこんな表情するよなあ」といった感じです。本当によくできています。

キャバンクラブから始まった時は少し緊張したのと、涙が出そうになりました。私はゲームで泣いた事はありませんが、これでは妹の友達の事を笑えません。以前実家で、隣の部屋でゲーム ファイナルファンタジー2をプレイする妹の所に友達が遊びに来ていて、「私エンディングで涙出た。あんた出なかった?」と妹に話していたのが聞こえてきた時は、しばらく笑いをこらえるのに必死でした。

この動画は専用コントローラーを使っていますが、マイクの場合は音程とタイミングで判定されます。ビートルズはコーラスがウリなので、各パートで色分けされた音程で、できるだけ続けて正確に歌う事で高い得点がもらえます。このことがゲーム性とうまく合っています。ゲームには難易度が設定されていて、難しいモードでミスが続くと最後までパフォーマンスできません。
が、イージーならまず途中で終わる事無く、気持ちよくビートルズにナリきれると思います。歌は必ずしも英語じゃなくても、ラララなどでもOKですが、ナリきり派は英語で歌ってほしいところです。このソフトはWii Musicのような音楽ソフトというよりもナリきり系のソフトなので、曲の途中でポール達が叫んだりする時も真似した方が高得点になる仕様になっています。

ビートルズは、一般の人には少しキーが高いのでオプションで調整できるようですが、きつい時でもなるべく歌はオクターブ下げて原曲のまま遊ぶのがいいと思います。

ストーリーでツアー最後の舞台は武道館が選ばれています。残念ながら曲の途中でマイクが動いて、彼らが歌いにくそうにしているハプニングはありません。スタッフが持ち帰ったとされるもう一つのビデオから再現されたのでしょう。前座のドリフターズも出てきません。

360版での私の場合、ツアーが終わるとThe Final Tourという実績が解除されました。実績とはご褒美のようなもので、これまではゲームをする人の自己満足的なものに過ぎなかったのですが、今後はアバター用アイテムが貰えたりなど、ますますユーザーが楽しめる要素になりそうです。

アビーロードスタジオのプレイでは、まるでレコーディングに立ち会っているような雰囲気が楽しめます。通常のCDではカットされている試し弾きやワンツースリーのかけ声など、とてもうまく構成されています。

権利などの問題で、エリック・クラプトンのギター部分をジョージが弾いているといった所も多々ありますが、そこはゲームと割り切って、些細なところは気にしない方が楽しめます。また、これもやはりゲームには登場しない故ビリー・プレストンの写真などがゲームで貰えるようになっていて、ファン垂涎の要素はちゃんと押さえてあります。


最後はルーフトップコンサート。ヨーコさんがリテイクを指示したと言われる、風でなびくジョンの髪がすばらしいです。終わると私の場合はオーディション合格の実績が解除されました。みてみるとPassed the Auditionとなっていて、説明はジョンの言葉がそのまま記されています。なかなか気が利いています。
ブログに使用したニコニコ動画は、多分10代〜20代前半を中心としたものだと思っていますが、この世代にもビートルズは受け入れられているのには驚きます。しかもコメントが荒れがちな印象を持っていたのですが、私が見たものに関してはそういったところはありませんでした。ビートルズファンはいい人が多いのかもしれません。
こんな感じでかなりすごい内容なので、ぜひビートルズが好きな人は手に入れてほしいです。そしてゲットした時はオンラインでセッションしたいです。

最後に、来月16日、ビートルマニアにはすごいアイテムが待っています。
ビートルズ オフィシャル グッズ ショップ/BEATLES STORE JAPAN|商品詳細 ザ・ビートルズ USB BOX
世界限定30,000本で、音質はCDを超えているそうです。
Flashで動作するため、PCだけでなく何とMacでも視聴できるアイテムです。先日発売され話題になった、リマスター版と映像が全て入っています。値段もすごいです。リマスターCD発売の時は迷ったのですが、CD自体既に持っていたのと多分、プリインストール済のiPhoneまたはmp3プレイヤーなどがいずれ出てくるとにらんでいたので買いませんでした。
今日からのiPod Touchマイヒットチャートは、しばらくの間ビートルズが支配しそうです。