きりきりだらだら

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バブルの頃の逆襲か!? Halo Waypoint

Halo Waypointをみてみました。
4Gamer.net ― 「Halo」に関する情報の発信チャンネル「Halo Waypoint」が,Xbox LIVEにて11月5日にスタート

「Halo」に関する情報の発信チャンネル「Halo Waypoint」が,Xbox LIVEにて11月5日にスタートした。「Halo Waypoint」はXbox LIVEからダウンロード可能の,Xbox LIVE ゴールドメンバーシップ会員向けチャンネルだが,11月26日までの期間限定で,Xbox LIVE シルバーメンバーシップのユーザーにも開放される。

マーケットプレースからプログラムをダウンロードすると、Haloコンテンツ専用のチャンネルとして、アニメーションなどの高画質な配信映像が視聴できるようになっています。Wiiでいうと「みんなのHaloチャンネル」といったところでしょうか。

幾つか見てみると、自分のような中途半端なHaloファンにとっては盛り沢山すぎるくらいてんこ盛りな印象です。本当にマイクロソフトはお金持ちなんだなあと思いました。チャンネルを起動したりすると、ユーザーの実績内容にアクセスし、アバター アワードと呼ばれるアバターアイテムのご褒美がもらえるちょっとした仕掛けもあります。アバター アワードは、プレイステーション3に360の実績を真似たトロフィー機能が実装されたため、より高度な差別化を図ろうとしているものなのかもしれません。

キャリアマイルストーンという項目を見ると、Halo3Halo Wars Halo3 ODSTなど、Haloシリーズの実績がミックスしてカテゴリーに分けられていました。
例えば現在40個のキャリアマイルストーンがあり、その一つをみるとHalo3ではこれとこの実績、Halo Warsではこの実績、 Halo3 ODSTはこの実績が必要という感じで、単にHalo3の全実績を解除しているだけではダメなようです。ファン心理をくすぐる、プロモーションとやり込み要素を兼ねたうまい方法です。

STUDIO4℃制作によるThe Babysitterというアニメーションを観ました。毎週土曜に配信されるようです。高画質で、かなり気合いが入っているようで、テレビの深夜に放送されている様々なアニメと同じ雰囲気です。日本では360の普及台数は残念なものなので、Halo自体もそれほど認知されていません。が、こういったコンテンツが充実してくると、興味を持つユーザーが増えてくるかもしれません。世界的に見るとHaloはかなり成功したコンテンツなので、わざわざお金をかけてファンを増やす必要は無いと思いますが、増える分には困らないというのがマイクロソフトなのでしょう。

ふと思ったのが、日本のアニメ業界の事です。昔から日本のアニメに携わる人の賃金はかなり低い事をよく見たり聞いたりします。最近のテレビ業界も厳しい状況なので、かなり予算的にもたたかれ、製作スタジオも困っているのではないかと思います。
そんなとき、「マイクロソフトの仕事を受けた方が儲かるよ」みたいな噂が業界に広まると、ウチにも是非やらせてとか、あなたの犬になります的な事を言い出す製作スタジオが出てくる事も無くもないかなあと思いました。

バブルの時は日本の企業がアメリカの不動産などを買いあさり、アメリカの魂を買ったなどと言われましたが、Halo Waypointはその仕返しなのかもしれません。