きりきりだらだら

思ったこと、もろもろ。富山では馬鹿者をだらという。

映画を観るとおもしろさ200% AVATAR THE GAME

映画を観た人なら超オススメです。これは面白いです。
アバター THE GAME
じゃあ、映画を観てないとだめかというとそうでもないでしょうが、意味が分からない部分が多くて楽しさ半減といったところでしょうか。
とにかく、映画ではかなり時間を使って表現されていた部分がゲームではそっけなくできてしまっているので、補間できる想像力がないと多分楽しめません。
具体的には、

  • ナヴィにはじめてリンクする部分
  • ダイアホースという馬のような生物にはじめて乗る部分
  • バンシーという翼竜のような生物に初めて乗る部分

などなど、映画の主人公ジェイクが初めて体験する部分がゲームでは一瞬にできるからです。ゲームデザインとしてはそれが正解で、テンポよくゲームが進みます。

ストーリーは映画とは別物です。といっても世界観が同じなので、映画を観た人なら途中までは何となく展開が予想できます。
主人公ライダーは東洋人、黒人、白人のそれぞれ男女から選択する感じです。ライダーという名前がなぜ採用されたかは、話を進めるとわかるかもしれません。
ゲーム中のメニューに、オーディオジャーナルという、ライダーによるボイスログが記録される時があり、男性か女性かの違いがあるので、ここにもゲームらしい要素があります。試してはいませんが、会話や展開にも若干違いがあるのかもしれません。
ファー クライ 2
グラフィックもFarCry2エンジンなので、パンドラの世界観を表現するのに成功しています。とくにRDA側の武器で、映画では出てこなかった火炎放射があり、森のステージならあっという間に周りを火の海にできるので、ラグが問題になる海外のプレイヤーとのマルチプレイの時に重宝します。
ストーリーの協力プレイはありませんが、マルチプレイはいくつかモードがあるので楽しめました。武器とスキルをどう使うかがポイントです。
時間帯によるでしょうが、プレイ中は止めていく人がいてもすかさず誰かが入ってくるので、常に最大の16人近く揃っていて面白いです。オンラインプレイはさすがに360という感じです。ボイスチャットをする人も少なくありません。

自分が最も見たかった機能に、設定で立体視モードがあります。設定で幾つかの方式で、対応3Dモニタとゴーグルによる立体映像でゲームをプレイできます。
残念なことに自分はどれも持っていないのですが、頑張れば2つの映像が並ぶ、side by side方式で裸眼立体視できます。

この方式で普通のモニタで裸眼立体視するには、平行法か交差法を使います。
平行法はいわゆるロンパリ状態にする方法で、平行にそれぞれの目に対応する映像を見ます。自分はこれが得意です。
交差法はいわゆる寄り目状態で見る方法で、交差するように右目なら左側の映像を見ます。自分はこれがうまくできません。
AVATAR THE GAMEの設定には、左右の映像を入れ替える機能があるので、平行法で試したところ、うまく見えました。でも疲れます。
できれば赤青のカラーアナグリフ方式にも対応して欲しかったところで、これが非常に残念です。アップデートに期待です。
AVATAR THE GAME OFFICIAL SITE
ゲームの本編はナヴィ側の勢力に就き、バンシーで空を滑空出来るところまで進めました。Fable2と似ていて楽しいです。マルチプレイも面白いです。
でも本当のゲームマニアならナヴィ側でクリアし、次を人間側でプレイするのがこのソフトの本当の楽しみ方のようです。