きりきりだらだら

思ったこと、もろもろ。富山では馬鹿者をだらという。

ラジオ局の人ってすごいと思った

最近は、キラ☆キラをはじめとするTBSラジオのポッドキャストを何かしながらよく聴きます。リスナーからの手紙やメールを紹介するコーナーなどもあり、結構おもしろいです。日本は小さな国だけど、ホントにいろんな人がいるんだなあと思いながら聴いてます。
ふと思ったのが、ラジオ局のポッドキャストで番組配信するビジネスモデルです。
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自分は絵の方のデザイナーなので、今までビジネスモデルを考えるといったことはまあ、ありませんでした。実際は考えていかなくてはダメなんですが。
最近はそういったことにも興味が出てきましたので、ちょっと頭の片隅に置きながらデザインとかモデリングとかしていこうと。ホントか〜。

私が聴いている、iTunesを使ったポッドキャストには一応コマーシャルが認められていて、実際にオープニングかエンディングにコマーシャルを入れた日経などの番組配信もあります。

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ところがTBSラジオのポッドキャスト、キラ☆キラなどにはあまりそういうものがありません。ある日もありますが、リスナー向けというよりは企業側へのコマーシャルだったりします。
多分ラジオの放送ではリスナー向けのコマーシャルがバンバン流れていると思いますが、ポッドキャスティングされた番組からはきれいさっぱり除かれています。
 
大半が収録時間の関係でカットされているものの、自分の時間の都合に合わせて聴けるポッドキャストを一度体験してしまうと、実際のラジオ放送を聴いたり、わざわざ録音して聴く人が減ってしまう感じがします。せいぜい放送局の関係で聴けないリスナーのためのもの、という感じで考えていました。この時点でホント自分は馬鹿だったんですけど。

そうするとどこで番組を続ける要素、つまり聴取率を稼ぐのかなあと考えました。ただでさえ放送を聴く人が減ってしまいそうなのに。
TBSラジオなどの配信側はサイトを持っています。ここに当然のようにメールアドレスが書かれているのですが、番組に対する意見をはじめ、各コーナーへの投稿ができるようになっているので、ポッドキャストでファンになった人は当然のように投稿しはじめるでしょう。
TBS RADIO 2009年11月20日(金) プロデューサーのオススメ☆ - 小島慶子 キラ☆キラ

何と言ってもハガキやFAXなんていう手間が省けるので、気軽にガンガン送れそうです。日本全国、放送されていないところからも。

そうすると、当然限られた予算でも、各コーナーの内容が充実してますますおもしろくなり、今までラジオを聴いていた人はもちろん、ポッドキャストで満足していた人も本放送が聴きたくなります。実際自分も振替休日に聴こうとしたんですが、キラ☆キラは自分の所では聴けないようです。残念。

こうやって私がブログで紹介している事もつまり成功しているという事なので、こういった仕掛けを思いつくのはすごいと思いました。アッタマいい!!
これだけヨイショ、宣伝してるんだから、何かくれないかなあ・・・
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仕事をしている人ならわかると思いますが、アイデアを思い付くっていうのは簡単にできるものではありません。日々精進してまいりたいと思う所存でございます。

やっと気づいたの?オッサン!とか言われそうですが、学歴もたいした事無いモノが、自分で考えて答えに辿り着くのは至難の業なのです。

それにさあ、そんなこと普段考えないよ・・・