きりきりだらだら

思ったこと、もろもろ。富山では馬鹿者をだらという。

ブラック・アイド・ピーズ NAGOYAライブに行ってきた


BLACK EYED PEAS in Nagoya
まだ耳がおかしい。今まで体験したライブで一番音が大きいライブだった。ベースでジーンズが震えるのは初めて経験した。でも日本ガイシホールの音響はあまり良くないのが再確認できてしまった。

予想通りみんな片手を挙げて、ヒップホップ独特のノリで盛り上がっていた。自分は完全な場違いなところに来た人のようになってしまっていた。一応立って手を叩いてはいたのだが・・・まるで映画クレイマー・クレイマーで、クリスマスパーティーで賑わう人達のかたわら、面接の結果を待つダスティン・ホフマンみたいな感じ。

前の席の黒人の男性も、立ってはいるが腕を組んで手拍子さえしていない。もしかしたらブラック・アイド・ピーズって黒人には受けないのか、あるいはこの黒人が別に好きでもないのかどちらかだろう。まったく微動だにしない。周りがかなり動いているのでよくわかる。多分自分も後ろから見るとこれに近かっただろう。見ているうちにおかしくなってきて、こうなったら自分も絶対手なんか挙げないし、まして跳んだりはしないぞとムキになっていた。だいたい片手だけ挙げた様子は、変なヒットラーの敬礼みたいで妙な感じ。ホントに。どうせ挙げるんなら両手挙げればいいのに。歌う側はマイク持ってるからそうなるのであって、聴く側が片手なのは妙な感じに見える。

最後の曲ではもうハイテンションで大変な事になっていたが、やっぱり前の黒人は腕組みのまま。でもこの異常な盛り上がりをびっくりしているように周りを見回していた。
花道にメンバーが進んできて、紙吹雪が舞い、もうすごい盛り上がりだった。アンコールという形でなく、こういった盛り上がり方で最後を飾るのがヒップホップ系のライブっていうことを初めて体験した。もう十分体験できたので、多分今回でヒップホップ系のライブは最後の体験にしよう。