きりきりだらだら

思ったこと、もろもろ。富山では馬鹿者をだらという。

愉快な人たち

私はヤングマンだった頃からボクシングファンなので触れておきます。もう騒ぎも収まったと思うので。
先日のような僅差の判定の試合っていうのは結構多いので、みんな騒ぎすぎだと思っていたのですが、TBSだけでなく日テレや雑誌社にまで抗議があったようですね。まあ放送時刻に関しては仕方ないとしても、判定については筋違いもいいところなので、聞いた時には何だか愉快な人たちもいるもんだなあと思いました。5万か6万件か知りませんが、おもしろすぎます。どうせそこまで筋違いなら、社会保険庁にでも電話して、ついでに年金の事や不正の事も何でもぶちまければいいのにとも思いました。
さらにマヌケなマスコミは、インターネットでのアンケートを引っ張り出して、殆どの人が亀田の負けだと思ったといってました。もうそこまでいったら。サッカーのワールドカップもアンケートでジャッジして、あれはオフサイドか否かなんてやったらいいんじゃないのかなあ?
まじめに書けば、判定は各ラウンドが独立して考慮されるので、ダウンや減点が合った場合、マイナスではあるけど挽回できないわけじゃないです。1ラウンド派手にダウンした次のラウンドから3回、たとえ微妙であっても競り勝っていればポイント的にはその時点で上回る事になるので、今回のような競ってる試合は結果が割れることが多いです。また終盤のラウンドに印象が良くても、それ以前のポイントが減点されたり、無視されることはあってはならないので、終わってみればジャッジ本人もびっくりするような点数になってもおかしくないです。
いろいろ実験的に試されることがありますが、海外では放送局が独自にコンピュータを使ったパンチ数、有効打数を各ラウンド表示したりすることもあります。わかりやすいのは野球のように、スコアボードにして表示するのがいいんでしょうが、圧倒的に勝ってる選手は消極的になったり、逆に負けてる選手が戦意喪失したりと、難しいとは思います。そうなるとお客さんも途中で帰っちゃいますしね。