きりきりだらだら

思ったこと、もろもろ。富山では馬鹿者をだらという。

キングコングがやってくる

マルホランド・ドライブ」「21g」のナオミ・ワッツに「戦場のピアニスト」「ヴィレッジ」のエイドリアン・ブロディ、「スクール・オブ・ロック」のジャック・ブラックと、主要キャストが全員私好みというのもあってか、188分という長尺ながら、腰痛に悩まされることもなく一気に観終えることが出来た「キングコング」がいよいよDVD化されることとなった。

ということなので、キングコングが妙に好きな自分は早速予約してしまった。(本当は劇場に行きたかった・・・)

 
先日のアカデミー賞授賞式で、ノミネート作品として数十秒流れる映像を垣間見てしまったからなおさらだ。
まだ新しい映画を、わずかな時間とはいえハイビジョンで見れるのはちょっと嬉しい。

キング・コング プレミアム・エディション [DVD]

キング・コング プレミアム・エディション [DVD]


 
自分とキングコングの出会いは、ゴジラキングコングだが、
ちゃんと映画を観る感覚で行ったのがジョン・ギラーミン監督76年の作品だ。
当時も正月映画だった。
 
猿の惑星からさらに発達したメイクアップ技術に心を奪われてしまい、
子供だった自分はすっかりノメリ込んでしまった。
クラスのお楽しみ会の出し物に、無理やり芝居を作って演じてしまったくらいだ。
 
謎の孤島に住むキングコングの親子の話で、
なぜか人間のせいでコングの子供が被爆して、
それに怒った親コングが人間に復習に行き、
結局返り討ちに会うという、わけのわからないものだった。
・・・バカである。

子供のやる事は知れている・・・
スーパーの紙袋を加工してキングコングのマスクを2つ作り、
血のりの仕掛けを付けた服を着て、
最後にドバーっと撃たれたマネをするという、
今書いてても、何であんな事をしたのかわからないものだった。
 
また当時のタイアップ商品の子供向けガムの包み紙を何点か集めると、
キングコングの人形がもらえるというというものも応募してゲットしてしまった。
 
そして何年か経ってデザイン科の学生の頃、
世界貿易センターに立っている有名なポスターをパロって
コングと女性を入れ替え、リキテックスをこってり使って描いた。
ありがちな、しょぼ〜いアイデアだ。
まあ、その時は何かとパロディーのポスターが流行っていたのだけれど。
 
そして社会人になってウン十年、
映像的には格段に進歩したキングコングに会える日が来る・・・
うーん、涙がでるかも。