AVATAR アバターを観た IMAX3Dの衝撃!!

観るのは来年にしようと思っていましたが、徐々に情報が開示されるにつれ、もう我慢できなくなり、名古屋IMAXオープンの3D前夜祭である今日、遂にAVATAR アバターをIMAX3Dで体験しました！

見終わった今も、カミナリに撃たれたような衝撃です。
過去にジョーズ3Dなどは観ていたので、せいぜいクリアな画像がやや奥行きを感じる程度のものだろうと思っていました。
AVATARが始まる前、ジョニー・デップ出演のアリス・イン・ワンダーランド3D版の予告編が流れ、なるほど奥行きを感じるなあと軽く感動していました。
しかし、実写部分の映像は擬似的な効果に過ぎず、いわいる奥行きを感じる屏風のようで、やっぱりこの程度のモノなのかなと思っていました。
が、ネコのCG映像の部分では目の前まで飛び出してくるように感じられ、非常に驚きました。

(ちょっとわかりにくく写してしまったゴーグル)
　
これは期待出来ると息をのんで、いよいよAVATARが始まるとまさしく3D！
自分の席はスクリーンまでは10mあるかないかの距離でしたが、シーンによっては被写体がカメラのすぐそばで撮影されたものがまさにそこにいる錯覚に陥り、不思議で驚異的な体験でした。
何よりも、スクリーンの映像は巨大に映るわけですから、シガニー・ウィーバーが登場したとき、ものすごく大きな女性をその場で見ている、少しおかしな感じにもなりました。
また、ガラス越しの人物のカットも効果的で、メインの被写体の前に何かあるような、日常ではよく感じている状況が、目の前に現れて思わずうなってしまいそうになります。
これはやはり、最初から3Dを考慮した撮影でないとできない効果です。当然ですが、かなりコストがかかったと思われます。CG部分はもう書くことも無いほど卓越したものになっていて、モーションや表情のキャプチャーもレンダリングもすごいです。
最近のゲームはハリウッド映画に近づいていると言われてますが、まだまだ追いつけない感じです。
特にビルボード表示がゲームには多いので、たとえ3Dでも映像としては擬似的3Dにすぎず、人間が自然に感じる映像をゲームで再現するにはまだまだマシンパワーが必要です。

立体視は個人差があるので、運が悪いと疲れるだけで、それほど3Dを感じることがなかったりするそうですが、自分はかなり飛び出して見えました。

3D映像制作 -スクリプトからスクリーンまで 、立体デジタルシネマの作り方-

この本を数日前に予約しましたが、早く届いてほしいです。立体視をもう少し調べてみようと思います。
AVATARのストーリーは書きませんが、奇をたらったドンデン返しなどはなく、意外とストレートです。
日本のある映画に似ている感じがしました。自分は大満足です。
また、IMAXは映像がすごいだけでなく、サウンドも非常によかったです。
せっかく名古屋に住んでいるので、これからの映画はIMAXで観ることになりそうです。