きりきりだらだら

思ったこと、もろもろ。富山では馬鹿者をだらという。

schematicビュー

殆ど初めてのツールを使って急ぎの仕事をするのは大変です。
作業に追われていると、なかなかマニュアルの隅々まで読んでいられないので、ちょっとしたことがわかるだけで非常に助かったりします。今日偶然わからなかった操作が判明しました。
 
XSIで他の人によって作成されたシーンデータを把握したい場合、Schematicビューがよく使われると思います。
Explorerでもいいのですが、一目でシーンの階層構造が把握できるSchematicビューが便利です。
ところが、まだXSIに慣れてないためちょっとしたことに歯がゆさがあります。
あるシーンデータを読み込んでSchematicビューを見ると、便宜上作成した階層構造が折りたたんで表示してありました。
畳まれた部分をクリックして展開できるのはすぐわかったのですが、再び畳んだりするのがわかりませんでした。

Schematicビューは便利な反面、複雑な階層構造をもったシーンを表示するには当然それなりに表示面積が必要になります。あまり無関係な部分は折り畳んで小さくしておきたかったので、その方法をオンラインマニュアルで調べたのですが、その時はわかりませんでした。きっとどこかに書いてあるでしょうけど、他に調べる事があまりにもありすぎて手が回りませんでした。
それが偶然間違えて階層を中クリックでダブルクリックしてしまったところ、畳まれて表示されました。ラッキー!これが知りたかったのです。ちょっとした事なんですが、これでかなりシーン全体を楽に見渡せるようになりました。
 
引継ぎなどで他人が作成したデータを見ることは、デザイン以外にもいろいろ勉強になりますし、作業過程と作成方法などを把握する訓練にもなりますね。本当はまともなドキュメントさえ作っておいてくれれば、こんなに苦労しなくて済むのに・・・
自分も含め、多くのデザイナーはそういう事ができていないように思います。
伝統的なものを作る職人ならいざ知らず、コンピューターを使って作成する場合は、ある程度情報共有できないとダメだと思います。最近のビジネスの方向性から考えてもそんな気がします。