きりきりだらだら

思ったこと、もろもろ。富山では馬鹿者をだらという。

斬新でなくても感心 ポケモン不思議のダンジョン

昨日発売されたポケモン不思議のダンジョンは、おなじみのポケモン不思議のダンジョンシリーズの融合したゲームですが、おもしろい仕掛けがあります。
決して斬新でもないのですが、たとえば私のパーティーがダンジョン内で力尽きると「おたすけメール」をゲームの世界で送り、それを通信ケーブルなどで入手した他のプレイヤーが自分のカートリッジで救助に向かい、無事救助すると「ふっかつメール」を送れます。言いかえるとふっかつのじゅもんリレーでしょうか。
 
ポケモン不思議のダンジョン 赤の救助隊
ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊

私が復活できると、お金も道具も無事に冒険が再開でき、そこで「おれいメール」を送ると、受け取ったプレイヤーは救助ポイントとどうぐといった報酬が得られる・・・そんな具合にどちらにもプラスになるようなしくみです。
 
このゲームの「おたすけメール」などは、通信ケーブルなどを使うその場でのやり取りだけでなく、パスワードを発行してやり取りできるので、離れた人ととも遊ぶことができます。
これだけネットが充実した時期に、まどろっこしいパスワードのやり取りかよ・・・と思われるかもしれませんが、ポケモンだいすきクラブを利用することで、より楽しく遊べるように考えられています。
 
豪華にFlashを使ったこのサイトは、子供が飽きないようにいろいろ企画が練られている印象を受けます。その一つが、不思議のダンジョンと組み合わせて使うともだちきゅうじょけいじばんです。ここでもFlashが使われ、「おたすけメール」から「おれいメール」までわかり易くやり取りできるようになっており、状況、検索や解決した案件の時間経過による自動消去などにより、かなり便利にできています。入力内容もメニューから選ぶ方式なので荒れるようなことはなく、子供が安心して使えるようになっています。また、間違ったパスワードは送れなくなっているのもポイントです。ここを使わず、他の掲示板やブログ、直接メモを渡す事などでも可能ですが、ここの方が楽で楽しいでしょう。
 
ゲーム自体を補うための、より多くの人により長く楽しんでもらおうという企画を考案・実行するのは本当に頭が下がります。