きりきりだらだら

思ったこと、もろもろ。富山では馬鹿者をだらという。

雑魚寝

深夜、3人が雑魚寝している。部屋の明かりは消えていて顔は見てないが気配で父、母、そして妹が部屋で寝ている感じだ。今思えば大分昔の雰囲気で、3人とも若い。

思い出せるのは「ちゃんとして寝ないと風邪ひくぞ」と妹に声をかけ、毛布を渡したところまで。

父も妹も、あまり夢に出てきてくれないと思っていたが、多分こんな感じで日常的に夢に出て、忘れてしまってる気がする。

仕事中、不意にそんな事が頭に浮かんできて、泣けて仕方なかった。

有罪確定

母が倒れる何年か前、たまに耳の中で水が流れるようなガブガブ音がするとか、バスンっと聴こえたとか言ってたのを、不意に思い出した。今思えば、あれが脳出血で倒れる信号だったのかもしれない。これで母が倒れてしまった責任は自分にあるということがはっきりした。

最後の会話

もうすぐ妹の命日が来る。コロナの状況的に父の命日同様墓参りには行けそうにない。

妹が亡くなった時、弟が駆けつけていたが既に意識はなく、実際最期の言葉を交わせたのは看護師だ。ふと自分との最後の会話はどうだったろうかと思った。

自分は妹が亡くなる1、2ヶ月ぐらい前に会いに行けたが、会話ができたのはさらに1ヶ月ぐらい前になる。何を話したかはっきり思い出せない。おそらく、売店で何か買いにいくけど欲しいものある?みたいな些細な会話だ。その頃は抗がん剤の影響で味覚が殆どなく、冷たくて口当たりが良かったのか、確かアイスクリームを欲しがったと思う。

それにしても会話ができない状態の頃、なぜ休職する発想が無かったんだろう。

今年も墓参りに行けなかった

父の命日。強行していくこともできたが、今の状況で大事をとった。バスにしろ電車にしろ、往復で約8時間密室に近いところは流石に怖いし、ばら撒いてもいけない。

父には申し訳ないが毎日手を合わせてるからわかってくれるだろうか。

ドローンに怒る

家に友達が遊びに来るから、しばらく外にでも行ってて欲しいと妹に言われるがまま、外で時間を潰す。しばらくして帰宅したが妹の姿が見えない。ふと2階の物干しに目をやると、干してある自分のジーンズに何か纏わり付いてる。近づくと動き出し、ふわりと飛んで姿を現した。ドローンだ。気が付けば3機ほど辺りを飛び回っている。

「危ないなあ、誰だよ」と操縦してるらしき人影の方を見たが、遠くでよくわからなかった。場所を変えてみようと2階から表の方を見下ろしてみると、母と近所の人がいたので「ドローン飛ばしてるヤツがいるからそこ危ないよ」と注意しておいた。プンプンしながら外に出て犯人を探してるところで目が覚めた。

今年は今のコロナの問題で、母の一時帰宅どころか面会すらも叶わないかもしれない。

山を彷徨う

3人ほどの友達とバスに乗って何処かに向かう。着いた所から徒歩で、枯れ野のような場所に出た。さらに歩いて山中。いつからか下りになって、ショートカットするために何度か飛び降りたりした所で道に迷う。

何となく向こうかなという感じの方向を目指して進む。友達とはぐれてしまってる。辺りは枯れた芝のような草が生えてるだけで、木がない。熊なんか出ないだろうなと少しびびりながらさらに歩く。

ついにバスに乗った駅らしき場所に着いた。どこも閉まってる。時計を見ると早朝4時。びっくり。そういえば少し眠った気もする。上はTシャツだけで寒いが、何故か畳んだ毛布を背負っていた。友達に電話するのも憚れるなあと思いながら歩いている所で目が覚めた。

善司さん

知らない人たちと、何かの催しに参加してる。ちょっとしたゲームのような、ビデオゲームではない。

何人かが順に何かのゴールを目指すようなもので、自分もゴール後、同じようにひと段落してまだゴールしてない人を待つグループにいた。知らない子供も大人もいる中、テクニカルジャーナリストの西川善司さんがいる。善司さんらといろいろ雑談し、話題は星座になった。何か連想させる、丸いプレートのような模様のグッズが、何枚かかるた遊びのように床に並べられている。それを見て善司さんの記事に出てきたグッズ(全く勝手な夢の中の自分の記憶、現実にはない)だなと、その説明を自分が実際に見たかったのか、白々しく話題にすると、善司さんは「それじゃあ、せっかくですからこれに関する説明してみましょうかねぇ」と私の身勝手な思惑を快く引き受けてくれた。善司さんから自分と誰かにその準備を手伝うよう依頼された。自分勝手な思惑であったので、内心嬉しかったものの結構大掛かりな準備が必要なもので、手伝いも終えた頃にはちょっと善司さんに申し訳ないような気持ちになっていた。

誰かの子供と話をしながら、善司さんの説明がいよいよ始まるなというところで目が覚めた。

甘かったのは自分

f:id:kirikirimura:20190908102828j:image

妹が親戚にお別れの挨拶をしたいという。説明を聞きながら準備し、あそことあそこに行ってから〜といろいろ段取り。向かう途中小さな店に寄る。そこで食べたスイーツが甘すぎて、うわーっとなって目が覚めた。

亡くなって丁度2年目の朝、やっと出てきてくれた時の妹は何も話さなかった。今度は元気な頃と変わらず普通に話してた。でも旅立つこと前提というのが、また何という夢なんだと。朝からため息つく。